logo ミカエル・フォーセル・インタビュー


――ミカ、ベケルベルグでまたあなたに会うことはできるんでしょうか。

「もちろん。来季どこでプレーするかはまだ分からないけど、またここにやってくるのは確かなことだよ。ここではまた会いたい友達ができたから」

――ボルッシアのファンがあなたのようにひとりの選手を神格化するのは長い間なかったことです。グラードバッハの熱狂的なファンをどう思いますか。

「まったく信じられないよ。こんなのは今までに経験したことがないし、だから土曜日にブレーメンとの試合が終わった後でスタジアムから出て行くのは本当につらかった。ボルッシア・メンヘングラードバッハは僕の身にこれまで起こったことの中でもベストだ」

――1月にボルッシアが連絡を取ったとき、あなたは9ヶ月もケガをしていたところでした。どうしてグラードバッハに行こうと決めたのでしょうか。

「僕はどうしても実戦経験を積みたかったし、それがチェルシーでは望めないということが分かっていたから。クリスチャン・ホッホシュテッター(訳注:グラードバッハのスポーツ・ディレクター)が電話をくれたとき、僕はすぐにボルッシアに行くという考えに夢中になった。それから2試合、ロンドンで練習試合をしたけど、膝は大丈夫だったし、それでクリスチャンは『ウチに来いよ』と言ってくれたんだ」

――クラブにとっては大きな賭けでした。

「そう思う。だから僕は、クリスチャンとハンス・マイヤー監督が当時、僕に賭けてくれたことにすごく感謝してる。彼らがそのとき、もっと元気で計算のできる選手を選んだとしても当たり前のことだったと思うから」

――そしてあなたはその信頼にゴールで応えました。

「ここに来たときはまだ完全に本調子という訳ではなくて、ドルトムントとの試合で最初のゴールを決めるまでにはちょっと時間がかかってしまった。でもシーズンが続けば続くほど、僕もずっと気分よく感じるようになって行った。ストライカーに必要な自信を取り戻すことができたんだ。おまえは今日ピッチに立って、そこでゴールをひとつ決めるんだ、という気分をね」

――チームにはうまく馴染めましたか。

「ほんとにすごく、すごくうまく馴染めた。素晴らしい集団だったよ。チームメイトは僕をまったく最高に迎えてくれたし、世話も焼いてくれた。クラブ全体がそうだった、事務方のスタッフもとても僕を安心させてくれたし、どこに行ってもしっかりサポートしてもらえた」

――チェルシーはまたあなたを手許に戻したいと言っているようです。あなたはまだ2年の契約が残っていますね。もう決定は出たのですか。

「僕はチェルシーと有効に契約を交わしている。だから彼らは僕が戻るべきか、あるいはどこかに放出するかを決めることができる。チェルシーは来季チャンピオンズ・リーグで闘う。でも僕には自分が定位置を獲得できるというはっきりした見通しがあることがとても重要なんだ。どこのクラブかは問題じゃない、ベンチに座っているのはイヤなんだ。自分が試合に出られないとしたら、クラブがタイトルを獲っても自分にとって何になる? そんなタイトルは僕には意味がない。僕はまだ若いし、僕はサッカーがしたいんだ。

――チェルシーではFWの競争が熾烈ですね。ハッセルバインク、ガッジョンソン、ゾラ、コールといった一流のストライカーがひしめいています。バルセロナからパトリック・クライファートを獲得するという噂まであるようです。あなたにきちんとした見通しが示されないときはどうするつもりですか。

「僕の代理人が数日中にもはっきりさせるはずだ。チェルシーが僕を放出するんだとしたら、僕にとってボルッシアは何と言っても非常に魅力的な選択肢だ」

――あなたにはイタリアやスペインからもオファーがあるとも言われます。それもあなたにとって選択肢のひとつですか。

「もちろんそういったリーグのどこかでプレーするというのは僕の夢だ。でもたぶん、それは2、3年後に考えるのが僕の成長にとってもベターなんじゃないかと思う。今の僕にはまずプレミアとブンデスリーガだ」

――ミカ、ここではだれもが、またすぐあなたに会えることを願っています。

「どんなことでも不可能なことはないし、それにボルッシア・メンヘングラードバッハで僕が何を得たかということは分かってるよ」



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Original Text : www.borussia.de
Translation : Silverboy & Co. by kind permission of VfL Borussia Moenchengladbach
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