logo ホーム&アウェイ 2004年9月


■2004年9月26日(日)  【ブンデスリーガ第6節 グラードバッハ×ロストック、Jリーグ第6節 FC東京×鹿島

●今節はブンデスリーガ公式サイトでのウェブ中継人気投票に敗れコンファレンス形式での中継となったため、テレビでVfB×レバークーゼンを見ながら10分おきにPCのティッカーを更新しに走る(というほど広い家ではないが)という苦しい態勢でウォッチしていたグラードバッハ×ロストック。前半まず18分、コーツィニーツが右サイドで奪ったボールをセンタリング、これをフリーで受けたノイヴィルが10メートルのシュートを決めて先制した。30分にはブロイヒがペナルティエリアで背後からチェックを受けて得たPKを再びノイヴィルが決め2-0とし、このまま前半を終えた。
●しかし、後半になって修正したロストックは52分、プリツァがGKカンパをかわしてフリーのディ・サルボにパス、これをディ・サルボが決めて1点差、59分にはクリアボールを再びディ・サルボに決められあっという間に同点になってしまった。その後グラードバッハも攻勢に出て激しい打ち合いになったが、結局2-2の引き分けとなり、グラードバッハはホームで取れたはずの勝ち点2を失う結果となった。
●ファッハ監督談話。
「我々は前半非常にいい試合をして、それにふさわしいリードも奪った。しかし、3点目を入れておくべき100パーセントのチャンスに得点できなかったことは責められても仕方ないだろう。サッカーではそんな具合に失点してガタガタし始めるものなのだ。我々自身の責任だと言うべきだろう」
●一方テレビで見たVfB×レバークーゼンは2-0でVfBが完勝。レバークーゼンは圧倒的にボールを支配しながらシュートが打てずパッとしない試合だった。倉敷さんが「Reverkusen」と発音しておられたのが印象的だった。Jスポーツの今節の放送カードはこの試合とヴォルフスブルグ×ラウテルン。いったい何だってこんなJリーグで言えば市原×柏みたいな地味な試合を放送しなければならないんだろう。いくら首位だからってヴォルフスブルグの試合なんかだれも見たくないだろっつの。
●まだ6試合しかしてないとはいうものの、ブンデスリーガでは5位と降格圏である16位との勝ち点差がわずか3。我がグラードバッハは9位と悪くない位置にはいるものの、16位との勝ち点差は1しかない訳で、まあ、いいも悪いもないだろうという状況だ。マインツが5位にいるのは笑えるが、ヴォルフスブルグの首位というのもかなり違和感がある。どうなっちゃうんだろうね、まったく。
●さて、Jリーグの方だが、今日は味スタへFC東京×鹿島を見に行ってきた。ブラジルデーということで試合前にサンバパレードがあり、試合中もサンバのドラムが鳴り響いていたが試合自体は小雨の降る中、寒い内容になってしまい激しく盛り上がりに欠けるブラジルデーであった。サンバも昨季に比べると随分元気がなかったように思えたのは気のせいだったのだろうか。
●試合は序盤から鹿島が流れを支配、FCもパスをつなぐが相手ゴールに迫ることができないまま30分、左サイドから上がったセンタリングが正面に落ちたところを、マークの外れたフェルナンドに決められ失点。中盤でのチェックが甘く試合をつかみきれず前半を終了した。
●後半になるとFCも宮沢、阿部、そして石川を順次投入し、前半よりはマシなリズムを作ったもののケリーの持ち過ぎもあって攻撃に時間がかかり、敵ゴール前にたどり着く頃にはDFもガッチリ揃っていてこじ開けるのも一苦労という状況で得点できなかった。石川をもう少し早くから投入していればチャンスもあったのではないかと思うが、石川、加地、ケリーが右サイドでかぶったりしてなかなかうまく行かなかったようだ。連携の組立直しが必要なのではないかと思うがいかがか。
●それにしても試合前の選手発表で控えに石川の名前がコールされただけですごい拍手。後半21分に交替で出てきたときも大きな歓声を浴び、改めて石川という選手の存在感を認識してちょっと目頭が熱くなったりして。
●採点。
土肥(3)、加地(4)、ジャーン(4)、茂庭(4.5)、金沢(4.5)、三浦(4.5)、今野(4)、戸田(5)、馬場(4.5)、ケリー(4.5)、ルーカス(4.5)

■2004年9月23日(木)  【Jリーグ第5節 FC東京×浦和

●すんごい勢いで勝ち続けている浦和をホームに迎えての一戦。三菱自動車だけあってブレーキが壊れてるんじゃないのかとかそういう笑えない冗談はさておき、試合開始1時間半以上前にスタジアム入りしたにもかかわらず、バックスタンドは既にかなり埋まり始めていた。今日はバックスタンドは前売り完売しており、最終的には41,000人の動員。
●試合開始前、「ギド・ブッフバルト監督に謹んで哀悼の意を表します」というメッセージがスクリーンに出て、「ええ?! ブッフバルト死んじゃったの?!」と驚いてしまったのだが、確認したところによれば監督の父親が亡くなって監督はドイツに一時帰国中なんだとか。でもあのメッセージは紛らわしいよ。絶対にミスリーディングだと思う。
●さて、試合は非常にテンションの高い好ゲームとなった。中盤の激しい競り合い、速い展開、ゴールへ向かう迫力とそれを止めるDFの気迫。得点は入らないものの両チームとも集中力の途切れない激しい試合で全然退屈しなかった。全体としてはFCがやや押し気味。浦和はアレックスもエメも今ひとつ迫力というか怖さがなかったような気がする。前半終了間際に1本バーをたたかれてヒヤッとしたが、それ以外は決定的なシーンもほとんどなくハーフタイムとなった。
●後半、51分にFCがまずルーカスを投入。その直後、右サイドからのCKをそのルーカスが見事にヘディングで決めてFCが先制した。その後も一進一退の攻防が続いたが、残り20分くらいからは前がかりの浦和とそれを受けるFCという展開になり、何度かヤバいシーンをしのぐ。ただ、DFががんばってくれているおかげで至近距離から枠へはあまり飛んでなかった。というかシュートまで行けるケースが少なかったというべきか。残り5分のところからはFCが再びボールを支配し、そのまま時間を使い切って1-0と浦和を完封した。
●5試合で21点を上げている首位浦和を完封して連勝を止めたんだから今日のFCはほめられてしかるべきだろう。モチベーションは非常に高かった。石川はまだ復帰できなかったけど、メンバーも戻りつつあり、2ndは2連敗でスタートした後3勝1分と調子が出てきた。それにしても勝ったのに順位が下がるというのはどういうことだ?
●採点。
土肥(3.5)、加地(3)、ジャーン(2.5)、茂庭(2.5)、金沢(3.5)、三浦(3)、今野(3)、戸田(4)、馬場(3)、ケリー(3)、近藤(4)(51.ルーカス(2.5))

■2004年9月19日(日)  【ブンデスリーガ第5節 シャルケ×グラードバッハ

●昨夜はスカパーのBVB×バイエルンの中継をさしおいて、ブンデスリーガのサイトのウェブラジオでシャルケ×グラードバッハの中継を聴いていた。試合はまず5分、コーツィニーツが中盤をスルスルと駆け上がり、シャルケのDFのプレッシャーが十分かからないままシュート、あっさりとグラードバッハが先制したが、その後は目を覚ましたシャルケに押しこまれる展開となり、35分にはパンダーにFKを直接決められ同点で前半を折り返した。
●後半開始直後、シャルケがまだしっかりと態勢を整えていない間に、ファン・ホウトからパスを受けたノイヴィルが20メートルのミドルを決めグラードバッハが再びリード。その後もグラードバッハは何度かシャルケのゴールに迫った。しかしその後流れは次第にシャルケに傾き、59分にはアザモアの突破からヴァレラに決められ同点、66分にはサンドをフリーにしてしまい2-3となり、結局このままもったいない勝ち点を逃した。
●この日は2回にわたりリードしたとは言うものの、途中経過を聞く限り「こりゃいつか追いつかれるんじゃないのか」とあまり勝つ気のしない試合だった。せめて勝ち点1は持って帰りたい試合だったが仕方あるまい。勝ってれば4位とか5位もあり得ただけに残念だ。
●ファッハ監督談話。
「面白い試合だったが素晴らしいという訳ではなかった。両方共にミスが多すぎた。我々はリードした後、さらに一押しができず、そこで試合を決めてしまうことができなかった。最後に取られた2点についてはシャルケに簡単にやらせすぎた。アンラッキーだったのは確かだが、負けという結果が妥当でないとは思わない」
●さて、再放送で見たBVB×バイエルンは2-2の引き分けに終わった。BVBが88分まで2-0とリードしながらロスタイムに追いつかれてやはりもったいない勝ち点2を失った。とはいえバイエルンは開幕から2勝1敗2分ともたついており頼もしい限り。やはりマガト監督はバイエルンに適任だったのだろう。このまま監督代えたりしないでがんばって欲しいものだ。もう一つのスカパー中継試合ラウテルン×HSVは今録画中だが、試合は終わっておりラウテルンが2-1で勝ったようだ。高原は遠征に参加しなかった模様。
●BVB×バイエルンの中継がまたしても倉敷・金子コンビだったので副音声に切り換えたところ、なぜか英語の実況をやっていて、これがまたうるさかったのでやむなく倉敷・金子につき合ってしまった。いったいJスポーツはどこから番組を買っているのだろう。副音声はスタジアムの歓声のみか、もしくはドイツ語の実況でいかがか。どうせ分からないんだからさ。それにしても倉敷さん、「シュヴァインシュタイガーってカッコいい名前ですねえ」って、そうか? 「ブタ登り」さんだよ?
●この他、チャンピオンズ・リーグ、UEFAカップが本格的に開幕。レバークーゼンがレアル・マドリッドに3-0で快勝した試合をJスポーツで見た。僕としてはバリッチ君がCLで試合に出てるのを見られただけで感無量である。ベルバトフもたくましくなったなあ。ブレーメンはアウェイでインテルに0-2で負けた。そういえばあともう1チーム、ドイツからCLに出てたはずだけどどこだっけ?
●UEFAカップはボッフムがリエージュとスコアレス・ドローに終わった他は、VfB、シャルケ、アーヘンとも初戦に勝った。それにしてもボッフム、アーヘンって…。
●さて、Jリーグの方だが、FC東京はアウェイで柏と対戦、1-1で勝ち点1を拾った。この試合、最近ボランチで先発の続いていた三浦が出場停止ということで久しぶりに宮沢が先発したようだ。日中出かけていたので柏に応援に行くことはできなかったのだが、宮沢が先発で戸田がゴール決めたんなら見に行きたかったなあ。まあいいや、木曜日は味スタで浦和戦だ。気合い入れて行こう。シャツも買ったし。

■2004年9月11日(土)  【Jリーグ2nd第4節 FC東京×神戸、ブンデスリーガ第4節 グラードバッハ×ブレーメン

●久しぶりの味スタ。屋根のあるスタジアムだと雨は降らないのか。涼しい風の中19:00キックオフで試合は始まった。この日のFCは石川、ルーカス、戸田、梶山をケガで欠いており、ケリーを再びトップ下にして近藤のワントップでスタート。試合はいきなり2分、FCが謎のPKを得て先制。しかし動きは決してよい訳でもなく、13分、播戸に右からのクロスを決められ同点となった。
●このあとも一進一退の試合展開だったが、23分、裏に抜け出た近藤を北本がペナルティエリア内で倒し、これは文句なしのPK。これをケリーが決め2-1と再びリード、北本は2枚目のカードで退場となったが、その後もやはりピリッとせず、一人少ない神戸を相手にボールを支配しきれない状況が続いた。
●後半に入ってもFCは試合を完全にコントロールできない。57分には小林に代え阿部を投入するが、流れが変わるというところまでは行かず、散漫な試合内容。それでも80分、馬場が右サイドからゴロで送ったパスがゴール前をそのまま抜けて左サイドの阿部に渡り、阿部がこれを落ち着いて決めて3-1。ようやくゴールらしいゴールで駄目押しが入りそのままFCが逃げ切った。
●ワントップに入った近藤は得点こそなかったもののよく働いたと思う。馬場は相変わらず綺麗なパスを出そうとするあまり勝負機を逃したり、そのパスがミスになったりと欠点も目立つが、まあよくがんばっていたのではないか。あとはケリーがよかったのと、今野、三浦がしっかりしていた。後半から加地に代わって入った藤山もよかった。それにしても3点のうち2点がPKじゃ盛り上がらないよな。
●採点。
土肥(4)、加地(4.5)(46.藤山(3))、ジャーン(4)、茂庭(3.5)、金沢(4)、今野(3.5)、三浦(3.5)、小林(4.5)、ケリー(3)、馬場(3.5)、近藤(4)
●背番号2のプロコンシャツ買っちゃった。次の試合から着て行こう。ちょっと気恥ずかしいが…。
●さて、ここからブンデスリーガ。グラードバッハ×ブレーメンがJスポーツで生中継ということで、味スタから帰って息つく間もなくテレビにかじりついた。試合はまず12分、コーツィニーツのクロスをハインツが頭で決め1-0。グラードバッハは昨季のマイスター相手に堂々と攻め続け、その後も中盤の覇権をかけた激しい戦いとなった。
●前半はそのまま折り返したが、53分、ハインツのシュートをラインケが弾いたものの、それをウリッヒが折り返し、我らがノイヴィルが押しこんで2-0と追加点を奪った。ブレーメンは56分、生彩のないミロ様に代えてバルデスを投入、これが当たって69分に1点を返し2-1となる。しかしグラードバッハはその後の厳しい戦いをしのぎ、ロスタイムには途中出場のブロイヒからのボールをやはり途中出場のイヴィッチが頭で決めて駄目押し、新スタジアム初勝利を飾った。
●グラードバッハはこれで開幕からの戦績を1勝1敗2分けとし、4試合で勝ち点5とまずまずのレベルまで戻した。アウェイで2分、ホームでの1敗も2点取って最後の1点がオフサイドで認められなかった試合であり、内容的には決して悪くなかった訳で、僕としては結構楽観している。少なくともこれまでほど真剣に降格の心配をしなくてもいいんじゃないかと思う。
●それにしてもJスポーツの実況と解説、気色悪かったな。倉敷さんの固有名詞の発音が激しく聞き苦しかった。やむなく後半は音を消してCD聴きながら見てたよ。別に実況も解説もいいから、スタジアムのマイクで拾った音声だけ流してくれないかな。

■2004年9月4日(土)  【ナビスコカップ準決勝 FC東京×ガンバ大阪

●先週に続いて雨の国立競技場での試合となった。天気予報は雨だったものの、台風が通過中だった先週ほどは降らないだろうと思って出かけたら、先週以上の雨。地下鉄の出口からスタジアムにたどり着くだけでずぶ濡れになってしまうほどの強い雨で、時折雷鳴もとどろいている。どうも大気の状態が不安定だったということで都心は激しい雨に見舞われたようだ。先週も書いたと思うが、バックスタンドに屋根のない国立でやるときに限って雨というのは何なんだろうな、いったい。
●こういう激しい雨はそのうちやむだろうと思って屋根のあるところで待っていたら、キックオフの19時頃になってやや雨足が弱まったので雨合羽を着込んでスタンドへ。しかし試合がなかなか始まらない。キックオフが15分延期されていたのだった。おかげで「You'll〜」には間に合ったけど。試合が始まる頃には雨もかなり小降りになった。
●さて、FCは土肥、加地が代表召集で不在の上、ルーカス、石川、徳永もケガということで右サイドバックに前田、右ウィングに小林を起用してのスタートとなった。FWはケリーをワントップにし、トップ下に先週の東京ダービーで豪快なミドルを決めた梶山を起用。小林は交通事故で戦列を離れてから実に約2年半ぶりの公式戦先発であり、盛んな声援を受けたけど、僕としては今ひとつ馴染みがなく、へえ、って感じだった。
●序盤はガンバのペース。ボールを持っても今ひとつ攻めきれないFCに比べ、大阪はFCの中途半端なパスやこぼれ球を拾い、FC陣内でのシーンが多くなる。16分、FCゴール前の密集の中からこぼれたボールがそのままネットへ。自殺点で0-1と先制を許してしまった。その後もFCは精彩を欠いたまま一進一退の展開となり、前半の途中からは再び雨も強く降り出して厳しい雰囲気だったが、前半ロスタイム、右サイドで三浦が倒されPKを獲得、これをケリーが決め、同点として折り返した。
●後半はずっと激しい雨の中の試合となった。FCは攻撃的に修正、53分には小林に代えて「スーパーサブ」阿部を投入し、試合の流れをつかみ始める。この雨の中で延長は勘弁してくれという祈りが通じたのか、66分、右からのセンタリングがゴール正面の阿部に渡り3試合連続のゴール。これで勝ち越したFCは完全に試合を支配し、集中力の切れた大阪を圧倒、77分には梶山が角度のないところから後足に引っかけたトリッキーなシュートを決めて3点目。さらに79分には右からのグラウンダーをジャーンがファーサイドで詰めて得点を重ね、最後は危なげなく準決勝進出を決めた。
●ケリー、梶山がよかったし、土肥に代わってゴールを守った塩田もよかったが、馬場は相変わらずボールを綺麗にさばこうとし過ぎで、こぼれ球に対する突っ込みも甘く、僕の周囲では再三に渡り「走れ」、「追え」、「諦めんな」とヤジられてた。もっと自分で前を向いて勝負して欲しいと僕も思う。あと、右SBの前田はやはりまだムラが多く、敵FWに抜かれて決定的なピンチを招くことも何度かあった。冴えたプレーもあるので底上げを望みたい。
●採点。雨の中なのでどれがだれかよく見えてなかった部分あり。
塩田(3)、前田(4)、ジャーン(3.5)、茂庭(3.5)、金沢(3.5)、今野(4)、三浦(4)、小林(4)(53.阿部(2.5))、梶山(3)、馬場(5)、ケリー(2.5)
●この結果、FCは準決勝で読売と当たることになった。他には浦和、名古屋が勝ち上がったらしい。
●尚、この週末はブンデスリーガは休み。水曜日にはワールドカップのアジア予選、インド×日本が行われる他、ヨーロッパでもワールドカップ予選が行われ、開催国で予選免除のドイツはブラジルと親善試合を行う。ドイツ代表はクリンスマン監督の2試合目だが、ダイスラーの復帰がちょっとした話題になっている。



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